ニキビの悩み
ニキビは誰にとっても経験がある悩みのタネだと思います。青春のシンボルとも呼ばれているニキビですが、顔を中心に他にもいろいろな箇所にできるものです。
ニキビは過剰になった皮脂分泌が毛穴で詰まってしまうことから引き起こされる炎症のことで、具体的な症状は皆さんも経験してご存じの通りだと思いますが、患部は細菌感染によって赤く腫れたりするなど膿んだ状態となり、痛みを伴うこともあります。
10代での若い世代のニキビも含めてニキビは、医学用語では尋常性座瘡と呼ばれている皮膚の病気です。ニキビを軽く見て、そのうち自然に治るだろうなどとあまく考えていると更に悪化してしまうこともあり、けっして油断できるものではありません。
特にニキビ発症率が若い世代で高いのは、この時期特有の皮脂分泌量の多さが原因です。脂性肌の人の場合ですと大人になってからも同様にニキビで悩まされる恐れもあります。
ニキビで一番気をつけたいことは、正しい初期治療を行うことで、この初期治療を怠って、悪化して炎症すると、治った後にニキビ跡が残ってしまう危険性があります。このニキビ跡は一度できると、自然にはもとの肌に戻ることができません。治療薬については、各人の体質に合わせて選ぶことがポイントです。