ダラシンローションでニキビ対策

ダラシンとは

ダラシンとは1968年に開発されたリンコマイシン系の抗生物質のことで、通常はクリンダマイシン(clindamycin:CLDM)と呼ばれます。

 

クリンダマイシン(リンコマイシン系の抗生物質)の商品名としては先発品にダラシンR、ダラシンSR、ダラシンTゲルR、後発品にミドシンRなどがあります。

 

ダラシンを液状にしたのがダラシンローションです。ダラシンローションは、リンコマイシン系の抗生物質の塩酸クリンダイシンと、消毒効果のある70%イソプロピルアルコール(または70%エタノール)、ニキビ菌に有効な抗生物質と毛穴の詰まりを改善するプロピレングリコールが入った無色透明の液体で、ニキビの原因となるアクネ菌、ブドウ球菌の繁殖を抑えて殺菌する働きがあり、赤く炎症を起こし化膿した赤ニキビや新しいニキビの予防に効果があるとされています。

 

特にダラシンローションとビタミンC誘導体の組み合わせは、アクネ菌の殺菌と活性酸素の除去の効果が同時に作用し、ニキビの完治率がより高くなるようです。液体も透明なので塗った後に、化粧も出来、酷い乾燥も無いので使用感は良いようです。こうしたことから、ダラシンローションは、硫黄カンフルローションやアクアチムローションよりもニキビ治療効果が高いとも評価されています。

 


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