ダラシン薬の種類
ダラシンにはゲルとローションがあります。ダラシンTゲルダラシンTゲルは透明なゲル状で無臭の塗り薬です。これの使い方は、1日2回洗顔後にニキビの気になる部分に塗るだけでOKで、特にニキビの赤みを改善する作用があるため、にきび跡も予防することができます。
ダラシンTゲルの注意点は、肌の乾燥を引き起こしやすいということで、正常な肌の人は塗らないようにしてください。又、ダラシンTゲルは抗生物質なので、4週間以上続けて使用しても効果がありません。ちなみにこれは保険が適用されるので、皮膚科等の専門医に診察後、薬局で処方してもらえます。アクアチムよりは若干、値段が高いのですが、治療効果はアクアチムよりも上とされています。
ダラシンローションは、ダラシンTゲルをローションにした透明の液体バージョンです。ダラシンローションは、活性酸素を取り除いてアクネ菌を殺菌してくれる効果を高めるビタミンC誘導体を併用するのをお勧めします。
ダラシンローションの使い方は1日2回が目安で、ダラシンローションをつけた後はすぐにお化粧することができるので便利です。綿棒やコットンにダラシンローションを取って直接ニキビ塗るようにすればOKです。
但し、ゲル同様ダラシンローションも抗生物質ですから、長期にわたって使用すると耐性菌が生じるので注意が必要です。又、ダラシンローションは､日本では保険が効かず、自由診療となるので、ダラシンローション30mlで通常2000円前後の費用がかかります｡